正月。送られてくる年賀状がめっきり減った2025年。人徳の無さは棚の上に置いておいても、宣言あるなしに関わらず、年賀状じまいする人が増えた。
まあ、たしかにね。郵便代は上がるし、いろいろモノの値段も上がるし、手間はかかるし。正直、私もここ十年来、いっそ年賀状やめてもいい気はずっとしているが、さりとて年賀状すら送るのをやめたら、もう一生この人とは会うことも、連絡を取ることもないんだろうなぁという人が何人もいる。
一年に一回、せめて一方的なはがきを送りつける習慣くらいは続けたい。それを辞めたら、もう一生会わないくらいの関係性の人なら、あえてはがきを送り続けることもなかろうと思いはするが、しかし、もう一生会うことはなくても、せめてその人がこの世に生きているのかどうかくらいの安否確認くらいはしておきたい……という、非常に曖昧なこの感覚。
かつて「親友」と呼び合った友と縁が切れてはや11年。会いたくないなら会わなくてもいいが、もはやその人が生きているのか死んでいるのかくらいは知りないなぁと思う齢の今日この頃。
昔から、人間づきあいもまめでないので、これまで付き合いのあった人とも、環境変化のたびに、縁が切れてきてしまった。だからこそ、せめて年賀状だけでもか細い糸でつながり、年に一回の近況報告くらいは知りたいと思ってしまう。
そんなこんなで今年も年賀状を用意したが、昨年よりはるかに「年賀状しまい」の連絡が増えた。連絡なしに、辞めたんだろうなと察する人はさらに多い。
この場合、向こうが年賀状しまいをしても、返信無用でこちらから送り続ける……のはアリかナシか。ただ、今年年賀状を送った相手から、「ありがとう、今年から終いました」という連絡をわざわざメールで返してもらう手間を考えると。しかも、その相手の情報が自分のスマホに入っておらず、「……あの、どちらさま?」と返す勇気もなく、放置している状態を考えると。
さて、来年からどうするか。すでに正月から悩ましい一年の幕開け。
とにもかくにも、今年もよろしくお願いします。


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