2011年7月9日土曜日

日本語

カフェで仕事をしていると、時々ドイツ人に話しかけられる。
日本語を書いているのが珍しいらしい。

ある時はPCを開いて原稿を書いていたのだが、ふと気付くと後ろに女の人が立って画面をジーッと眺めていた。
私が気配を察して振り向いてうわっとなると、「すてきね~」とため息をつかれた。
「それ日本語でしょう。上から下に、右から左へ流れて行くのね。クールだわ!」と。

いやいや、それほどでも。

またある時は、紙原稿の直しをしているところに、「小銭頂戴」とお店を回ってきた男の人がいた。
私のところにもきて「小銭…」と言いかけたのに、原稿を見た途端、小銭のことはすっかり忘れてしまったらしい。
「それ、日本語?」と聞いてきた。
「いやぁ、すごい。僕はドイツ語と英語とロシア語はできるけど、日本語は無理だね。いやぁ、すごい。がんばって」

しきりに褒めてくれて去って行った。

いやいや、母国語だからできて当然だけど、なんだか得した気分だわ。

0 件のコメント: