Georgien
ある生徒が自分のことをそう呼ぶので、てっきりゲオルゲという名前だと思ったら、名前ではなく出身地だという。
「GeorgeじゃなくてGeorgien? それって国の名前?」
ものすごく不審そうな顔を私はしたらしい。
「知らないの?」とちょっぴりさみしそうな顔をされた。
「英語で言うとジョージアなんだけど」
「あ~、あの!」と言いかけると、
「言っとくけど、アメリカじゃないからね」と先手を打たれた。
なんだよ。ジョージア州かと思ったらそうじゃないの。
後でこっそり辞書を調べてみたら、グルジアのことだった。。
なるほど。
ここにいると様々な国の人と出会う。
幸い「日本を知らない」という人と会ったことはないけれども、こちらが相手国の知識を持たなくて申し訳ないやら恥ずかしいやら…の思いをすることはある。
以前、イエメン出身の子に「イエメンってどこにあるか知ってる?」と聞かれて「う~~ん」となり、がんばって思い出そうとしてみたけど無理で、「ごめん、知らない」となり、相手に悲しそうな顔をさせてしまったことがある。
それ以来、その場では極力、相手国がどこにあるのか知らないとは言わずに、後でこっそり調べるようにしている。
だが、先日エルサルバドル出身の子がいっていた。
「私がエルサルバドル出身だって言うと、必ずみんな『あ~~』という表情をするのよ。
でもわかりそうでわからないから、次第に目が泳ぎ始めて、しまいには視線が足元に落ちちゃうの。
で、『そういえば』って話題を変えるのよ」
「知っている」とも「知らない」とも言ってもらえないのが、ちょっと悲しいと彼女は言っていた。
その国を素直に「知らない」といった方がいいのか、あるいは「知っている」ふりをして後でこっそり調べるのがいいのか。
最初から世界の地理を覚えとけ!って話ですね。

0 件のコメント:
コメントを投稿