2010年3月19日金曜日

生花



ものすごい久しぶりにお華のお稽古に。。

もうずっと以前からやりたいと思っていた、「生花」(せいか・しょうか)の稽古。


生け花の世界も、時代を経ていくつものパターンが生まれては消え去ってきた。

消え去った…といっては正確ではないね。
記録も残っているし継承もされているから消えてはいないけれども、日常では活けられなくなったということかしら。

時代精神の変遷にもよるけれど、主な理由は住宅環境の変化による。
寝殿造りや書院造、武家の屋敷や茶室など、花を飾る空間の変化によって、当然活けられる花の形や花器も変化してきた。

では現在は?
床の間がある家も少なくなり、そもそも畳の生活からも離れつつある私たち日本人。
花の飾り方だって当然変化してきた。

昭和になって大流行した盛り花ブームも、今となってはもはや古く、私たちの世代ではこじゃれた花屋で買ってきたブーケを花瓶にさす方がよっぽど「おしゃれ」に感じてしまう。

実際、我が家にも床の間ないし。
せっかくお華の稽古で活けた花をもって帰って活け直してみても、飾るところがない。
そもそも空間が足りないし。


しかし。
そんな時代の流れに逆らって「お生花やりたいです!」と主張し続けてきた私。
だってやっている人は確実に少なくなってきているし。
今習っておかなかったら、数十年後、百年後には途絶えてるんではなかろうか。。

剣山も使わず、当然オアシスも使わず。
絶妙なバランスで、絶妙な色彩で、絶妙な日本美を表わす生花。

どこまでいけるだろう。

ちなみに、写真で横にぴよ~んと出てるのは、遠景の富士山。
素敵でしょ。
(先生が作ってくれました…)

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