2009年6月16日火曜日

風鈴

先日、東京ミッドタウン近くに取材に行った時のこと。
取材は夕方に終わり、そのまま帰るともなくミッドタウン内を散策。

私はPCを使うようになっても、ノートやら便箋やらの文具類が大好きなのだが、
年々、文房具売り場は縮小気味。
かつては充実していた百貨店内の文房具コーナーも、最近は普通のペラペラノートを僅かばかり扱うのみで、まったくもって味気ない。私の好きなリングの背も、分厚く硬い表紙も、クラシック調の色調も、最近ではかなり入手困難になっている。
特に使う予定がなくても、棚に空白のノートが数種類ずつ揃ってないと、なんだかムズムズ、ソワソワしてしまう私。
「もう残りのノートがない。どうしよう…」

その日は、ようやくちょっと時間が空いたので、じっくり文具選び。
その他のフロアもタラタラ見て歩き、表に出た頃にはとっぷり日も暮れていた。

外のカフェでは、木立の下でワインを傾けくつろぐ人々であふれており、その空間だけ、ちょっと外国っぽいおしゃれ~な雰囲気を醸している。

それを眺めながら駅に向かって歩き始めると、なんだか前方から、

しゃららん しゃららん 

音が響いてくる。
たくさんのガラスを打ちつけ響いているような音。
見ると前方には、昔ながらの「風鈴屋さん」。
背中に赤い「風鈴」の二文字を染めたTシャツを着た痩せたお爺さんが、
両手はだらり横に下ろしたまま、肩に天秤棒を食いこませ、何十という風鈴をぶら下げて、ゆっくりゆっくり歩いている。

しゃららん しゃららん

通りすがりの外国の青年が振り向いて驚き、
さっそく携帯を取り出し、お爺さんの後にくっ付いて歩き始めた。

ミッドタウンのきらびやかさと、風鈴のお爺さん。

素敵な対比に嬉しくなりつつ、
「あのお爺さん、いったいどこに風鈴を売りにいくんだろう…」

デジカメの充電が切れて、遠くから二枚しか取れなかった写真を眺めながら、
聞いてみればよかったなぁと、ちょっぴり後悔している今日の私でした。




2009年6月11日木曜日





 降ったり、止んだり。
 雨は憂鬱だけど、植物にとっては恵みの雨。

 
 紫陽花は、今がいちばん美しい
 
 緑の木々や、葉っぱたちもつやつやしてる
  
 さぞや、かたつむりも嬉しかろ


 午前中は、ウエディングの仕事。
 午後は、取材に行ってきます。